生き残る戦国YouTuberは誰だ
概要
YouTuberについて少し思ったことを書く。雑記。
この記事の対象
- 暇な人
本編
YouTube高校野球部の強豪化
YouTuberって最近勢いがすごいよね。
僕は家にテレビがないのでYouTube結構ハマってて、水溜りボンドとか東海オンエアとか北の打ち師たちなどの日常系の人たちからFate Gamesさんとかプテラたかはしさんとかゲーム実況系の人まで色々見てる。
YouTuberがなぜこんなに流行ったか、もうすでに散々分析されていると思うけど、1本の動画が数分〜20分程度で終わるためお手軽だということが一つ大きいポイントだと思う。
最近ではあえて数十分の長い動画を出す投稿者も増えてるけど、そもそもYouTubeがなぜこんなに流行ったかというとやっぱりこの要因が大きいと思うんだよね。
僕も含め、テレビを持たない若者は増えてきている。また、テレビ番組も常に若者をターゲットにした番組を作っているわけではない。
そういった背景からスマホ世代を取り込んで、YouTubeは新しいメディアとして発展していったんだろうなと思う。
そして今やYouTubeは黎明期を過ぎ、少しずつ、でも確実に、環境が変化してきているのかな、と思う。
これは一部のYouTuberたちも気付き始めていることだけど、今のYouTubeは有名チャンネルのファン固定化、配信の多様化が進んで、かつYouTube全体で新規視聴者が増えるスピードが鈍化しているらしい。
そのためチャンネル同士でファンを奪い合っているという側面が強い。
ここでいうファンというのはチャンネル登録者じゃないよ。動画を見てくれる人たちのこと。登録者数ではなく再生数の話。
結局YouTuberの収入は再生数に応じたものであるので、チャンネル登録者数より再生数の方が大事。しかし、はじめに言った通りYouTuberの発展は隙間時間に気軽に見られるという性質に由来している。
ここで、この隙間時間の奪い合いが発生しているのだ。
例えば、好きなチャンネルが10も20もある人が毎日そこであげられた動画をすべて見るか?
見ないだろう。隙間時間は無限にあるわけではないから。
まだYouTuberがそこまで多くなく、一人当たりの好きなチャンネルがせいぜい数個しかない時代は、投稿者は動画を毎日投稿してももれなく見てもらえていたかもしれない。
でも、現在はたとえ多くの人にチャンネル登録されていたとしても全く安心できない。
なぜなら一人当たり(時間的に)1日に見られる動画数が一定値で決まっているとして、その枠に自分の動画を入れてもらえなければ(たとえチャンネル登録されていても)見てもらえないからだ。
例えるなら、部員が少ないうちは真面目に練習しなくても試合に出られていたけど、部員数が増えて競争が激しくなってスタメンを落ちてしまった野球部員みたいな感じかな。その分選ばれたスタメンは強くなってるから強豪校にはなってるんだけど。
これがサブタイトルで、今のYouTube高校野球部は強豪校化しているって書いた理由。
また、動画の多様化についてもこのたとえを使って説明できて、〇〇系YouTuberって人たちは、要は何かのスペシャリストになることでスタメン入りを目指している選手たちと考えていいと思う。
強豪校化しているってことは視聴者側からしたらいいことだよね。全体的に動画のレベルが上がるわけだから。
でも投稿者側にとってみたらそこまで甘い世界じゃなくなってきたよって話なわけだ。
毎日投稿について
毎日投稿をするチャンネルは一時期に比べるとだいぶ少なくなった気がする。
少し前にヒカキンさんとはじめしゃちょーとシルクが毎日投稿やめます同盟を組んだ影響もあるのかな。
毎日投稿は、昔は視聴者に視聴ぐせをつけるという意味ではかなり有効だったけど、今はやるメリットが薄くなっている。
むしろ、それをアイデンティティにしているのでもない限り、しっかり企画を練ってより面白い動画を作ることを優先するべきだろう。
なぜなら上で書いた通り、視聴者の見たい動画にスタメン入りしなければ再生数が稼げない状況になっているから。
ヒカルあたりが同じようなことを言っていた気がするけど、彼はなかなかに鋭いなと思う。
投稿頻度を減らしてクオリティを上げることを実践している一人。でも後述するけど彼も少し失敗しているところはある。
提供は受けるべきか問題
少し前に大学の講義でキングコング西野亮廣の話を聞いたんだけど、その話を少し引用する。
「今の社会は個人の信用力がお金になる。クラウドファンディングはその信用をお金に両替する道具。」
両替という表現は厳密には適切ではないと思ったけど(両替ということは信用は消えるということになるから)、考え自体はなるほどな、と思った。
じゃあ、どうやって信用を得るのかなんだけど、逆にどういう人が信用を得にくいのかを考えてみる。また西野の言葉を引用すれば、
「テレビに出ている人は信用を得にくい。なぜなら彼らはスポンサーからお金をもらう身であり、スポンサーのいうことを聞かざるを得ないから」
つまり、今の時代、スポンサーからお金をもらう(例:タレント)より、信用を武器に個人からクラウドファンディングや広告費でお金をもらう(例:YouTuber)方が信用が得やすいということだ。その上で彼は後者の方が賢いと言ってひな壇引退を宣言している。
事実として、現在、スポンサーからお金をもらう人たち、個人からお金をもらう人たち、収入面でどちらが上かと問われると、一昔前なら確実にテレビタレントの方が上だっただろうけど、今はどちらとは一概に言えなくなっている。(HIKAKINの年収はダウンタウンが聞いても驚くくらいなのだから少なくともトップ層は互角にやりあっていると推測できる。)
ここまでくると先ほど言ったヒカルの弱点がわかるだろう。彼は戦略的にYouTubeをやりすぎているせいで、どうしても「素」でYouTubeをやっている人たちに比べて信用を得づらいのだ。台本の存在に全く気付かないキッズ達からの信頼は得られているので、うまくやれている方だとは思うが弱点なのには変わりはない。
また、炎上したYouTuberも同様である。信用を失うのは何よりも痛手となる。
さて、ここから、スポンサーからお金をもらう人たちをスポンサーサイド、個人からお金をもらう人たちを個人サイドと呼ぼう。
上で説明したように、スポンサーサイドは個人サイドより信用が低い。
最近、若者の人気が個人サイドにも十分よっていることを受けて、スポンサーが個人サイドにお金を出して提供動画を撮ってもらうなんて案件が多く見られる。
これはまた面白いことだと思う。
個人サイドから見ると、提供を受けすぎるとそれは自分たちをスポンサーサイドに寄せることにつながり、結果的に信用を落とすことになる可能性がある。
これは信用を武器に稼いできた個人サイドにとってかなりリスキーなことである。慎重に提供は選ばなければならない。
少しでも「あ、この人本心じゃなくて演技してるな」と思われたらそれは信用力の低下につながり、それは個人サイドにとっての死活問題となる。
一方、スポンサーサイドから見てもこの状況はたまったものじゃない。
これまで自分たちにお金をくれていたスポンサーたちが個人サイドに目移りしているのである。それならば、自分も個人サイドによっていこうという思考になるのは自然だろう。
そういった理由で今、キングコング梶原の「カジサック」、オリラジ中田の「YouTube大学」、霜降り明星の「しもふりチューブ」など、本気でYouTuberをやるタレントが出てきているのだろう。なんならデヴィ夫人までチャンネルを開設したという話を聞いた。その事実がもう面白い。
これからの展開は?
2019年7月現在、スポンサーサイドは芸人を中心に少しずつ個人サイドへのシフトが、個人サイドは大手YouTuberを中心に少しずつスポンサーサイドへのシフトが進んでいる状況である。
これはつまり、垣根が曖昧になりつつあるということだ。
そして、芸人たちはやはりプロというだけあってトークスキルや優秀なスタッフを有しているし、すでに知名度を持っているので、遅れて参入したデメリットはあまりない。
実際、僕個人の意見だが、しもふりチューブもカジサックも(一部動画を除いて)面白い。
ということで、これからさらにチャンネル群雄割拠の時代になっていくのかな、と想像する。
戦国大名ならぬ戦国YouTuberが領地ではなく視聴者を巡って戦うのだ。
登録者数だけが全てではない。そこを真の意味で理解して次の戦略を売っていけるYouTuberがこの先生き残っていくのだろう。楽しみ。
粗品TVが好きな人は絶対謎解きをするべきだ
概要
粗品TVについて感想と軽い考察です。
はてなブログの仕様上ページを分けられなかったんです。どうかとある仕掛けに気づいても引っかかってあげてくださいな٩(´꒳`)۶
この記事の対象
- 粗品TVについて知っている人
- 謎解きが好きな人
本編
こんにちは、alumiです。
粗品TVというものをTwitterのトレンドで見て、TVerで視聴したら面白かったので、感想と軽く考察を書いていきます。
粗品TVとは
R-1グランプリで霜降り明星の粗品が優勝した際に、やりたい企画をやれる権利みたいなものをもらったらしくその権利を行使した番組です。
粗品が自分のやりたいことをやった企画らしいです。
初めは普通のロケ番組のように見えるのですが、実は(おそらく)全て脚本のあるループものの物語となっています。
粗品TVの構成
初め、霜降り明星の粗品とカンテレアナウンサーの谷元星奈さんがロケ番組を行うという体で番組が始まります。
企画内容は商店街をぶらつくロケをしながら粗品がツッコミ、全ての五十音から始まるツッコミを制覇できるか、というものです。
番組は進んでいき二人は、コロッケ屋→鮮魚店→音楽教室→靴屋→整骨院の順で商店街を回っていきます。
しかし、最後の整骨院で、試しに施術を受ける粗品に布を被せられる際、急に粗品視点のカメラアングルになり、そのままロケの冒頭へと戻ってしまいます。
そして、先ほどと全く同じロケが繰り返されます。台詞まわしやツッコミなど全て同じです。
その後最後の整骨院で同じように、ロケの冒頭へと移り変わります。
どうやらこのロケはループしているようです。
3周目で、粗品も繰り返されるロケに違和感を感じ始めます。
そして、各場所で起こる同じイベントに対し、別の表現でツッコミを行います。
しかし、最終的にまた整骨院で冒頭へとループが起こってしまいます。
4周目、粗品はついにこのロケがループしていることを確信します。
しかし、それを抜ける方法はわかりません。
前回のループ同様、粗品は各イベントへの突っ込むフレーズを変えて対応します。
すると最後の整骨院で粗品は何かに気がつきます。
5周目、粗品は「あと少し」と言いながらツッコんでいきます。
そして最後の整骨院にて、「連続してる!」と突っ込むとループを抜けることができました。
このような構成になっています。
つまり10分ほどのロケをループで5回繰り返します。
次は、このカラクリについて説明していきます。
粗品TVのカラクリ
粗品の1ループ内のツッコミの頭文字を並べると全てメッセージが出来上がります。
1周目と2周目は
- 早速失礼!
- いつまかない食うとんや!
- シルバニアファミリーのサイズ!
- 予選落ちやったら言わんほうがいい!
- 母ちゃんになんかあったんか!
- ランダム!
- そんなことないわ!
- この曲知らん!
- あんまそれギターで弾かんねん!
- 類は友を呼ぶ!
- 巨人がいる街!
- なんでやねん!
- おい、ハリーポッターの森ん中のBGMか!
- 施術早い!
です。
そしてこれらの頭文字を取ると「さいしょからそこあるきなおせ」となります。
粗品は見事に自分のツッコミの頭文字の通り、最初からロケをやり直したことになります。
3周目は
- 人気者になった証拠!
- 有名人が来てる時にまかないを食うな!
- うまさがわからんサイズ!
- 値打ちを下げる看板!
- んん〜師匠の間!
- 握った分返ってくるシステム!
- みっともない!
- 聞いたことある曲弾けや!
- わやくそ選曲!
- 珍しいスリーカード!
- 天才バスケ少年がいる町!
- ぬるいねん!
- 健康番組でレッドゾーンやった時のBGM!
- 露骨なプロ意識!
で、「にゅうねんにみきわめてぬけろ」となります。
何かを入念に見極めるとループを抜けられることが示唆されています。
4周目は、
- 無意味なネットニュースの意見!
- リラックスしすぎ!
- 優しいけど不景気!
- リスクしかない!
- スケジュール押すわ!
- 弁護士呼んでこい!
- 適当言うな!
- のれるけど、その曲知らん!
- もっとギターっぽい曲弾けや!
- 地獄のぷよぷよ!
- ウォーキングデッド!
- つまらんのう!
- 彼女から急に敬語のLINE来た時に頭の中で流れるBGM!
- エセの香り!
で、「むりやりすべてのもじをつかえ」となります。
今回のループの最後で粗品はこれに気づき、「抜けられるかもしれん」と思います。
そしていよいよ最後のループです。
- プライドに刺さる悪口!
- 中国の食堂のまかないのタイミング!
- 菩薩の量!
- 景観を損ねるだけの看板!
- 話-1グランプリ1回戦敗退!
- ひどい衛生!
- ボケ方師匠のネタ書いてない方!
- んん〜選曲!
- 二流のレパートリー!
- 倒す順番を間違えると全員復活する敵キャラ!
- とにかく話題になろうとしている!
- えぐい治験ハイペースでしてる奴!
- 間違って人を殺してしまった時のBGM!
- くしくも気持ちいい!
- 連続してる!
となり、「プチボケは非凡にたとえまくれ」なんて粗品からのアドバイスまで混ぜる余裕が見えます。
こうして、最後の「れ」を言ったタイミングで全ての文字を埋めおえた粗品は無事ループから抜け出ることができたのでした。
感想
奇妙な感覚に襲われました(笑)
見てる側としては、?マークだらけでしたね。
もちろん、粗品はしたり顔なんでしょうけど。
ループものというアイデアがまずすごいです。
嘘でもこのロケを考えるのもすごいですし、
プロだなあ、と改めて感じました。
しっかしよく考えられてますよね。ほんとに。
天才と呼ばれるのもわかる気がします。
皆さんも是非見てみてください!
なぜか変な感じがしますがまとめへどうぞ!!
↓
まとめ
本編
こんにちは、alumiです。
粗品TVというものをTwitterのトレンドで見て、TVerで視聴したら面白かったので、感想と軽く考察を書いていきます。
すみません、この記事、僕書くの初めてですよね?
粗品TVとは
R-1グランプリで霜降り明星の粗品が優勝した際に、やりたい企画をやれる権利みたいなものをもらったらしくその権利を行使した番組です。
粗品が自分のやりたいことをやった企画らしいです。
初めは普通のロケ番組のように見えるのですが、実は(おそらく)全て脚本のあるループものの物語となっています。
粗品TVの構成
初め、霜降り明星の粗品とカンテレアナウンサーの谷元星奈さんがロケ番組を行うという体で番組が始まります。
企画内容は商店街をぶらつくロケをしながら粗品がツッコミ、全ての五十音から始まるツッコミを制覇できるか、というものです。
番組は進んでいき二人は、コロッケ屋→鮮魚店→音楽教室→靴屋→整骨院の順で商店街を回っていきます。
しかし、最後の整骨院で、試しに施術を受ける粗品に布を被せられる際、急に粗品視点のカメラアングルになり、そのままロケの冒頭へと戻ってしまいます。
そして、先ほどと全く同じロケが繰り返されます。台詞まわしやツッコミなど全て同じです。
その後最後の整骨院で同じように、ロケの冒頭へと移り変わります。
どうやらこのロケはループしているようです。
3周目で、粗品も繰り返されるロケに違和感を感じ始めます。
そして、各場所で起こる同じイベントに対し、別の表現でツッコミを行います。
しかし、最終的にまた整骨院で冒頭へとループが起こってしまいます。
4周目、粗品はついにこのロケがループしていることを確信します。
しかし、それを抜ける方法はわかりません。
前回のループ同様、粗品は各イベントへの突っ込むフレーズを変えて対応します。
すると最後の整骨院で粗品は何かに気がつきます。
5周目、粗品は「あと少し」と言いながらツッコんでいきます。
そして最後の整骨院にて、「連続してる!」と突っ込むとループを抜けることができました。
このような構成になっています。
つまり10分ほどのロケをループで5回繰り返します。
次は、このカラクリについて説明していきます。
粗品TVのカラクリ
粗品の1ループ内のツッコミの頭文字を並べると全てメッセージが出来上がります。
1周目と2周目は
- 早速失礼!
- いつまかない食うとんや!
- シルバニアファミリーのサイズ!
- 予選落ちやったら言わんほうがいい!
- 母ちゃんになんかあったんか!
- ランダム!
- そんなことないわ!
- この曲知らん!
- あんまそれギターで弾かんねん!
- 類は友を呼ぶ!
- 巨人がいる街!
- なんでやねん!
- おい、ハリーポッターの森ん中のBGMか!
- 施術早い!
です。
そしてこれらの頭文字を取ると「さいしょからそこあるきなおせ」となります。
粗品は見事に自分のツッコミの頭文字の通り、最初からロケをやり直したことになります。
3周目は
- 人気者になった証拠!
- 有名人が来てる時にまかないを食うな!
- うまさがわからんサイズ!
- 値打ちを下げる看板!
- んん〜師匠の間!
- 握った分返ってくるシステム!
- みっともない!
- 聞いたことある曲弾けや!
- わやくそ選曲!
- 珍しいスリーカード!
- 天才バスケ少年がいる町!
- ぬるいねん!
- 健康番組でレッドゾーンやった時のBGM!
- 露骨なプロ意識!
で、「にゅうねんにみきわめてぬけろ」となります。
何かを入念に見極めるとループを抜けられることが示唆されています。
4周目は、
- 無意味なネットニュースの意見!
- リラックスしすぎ!
- 優しいけど不景気!
- リスクしかない!
- スケジュール押すわ!
- 弁護士呼んでこい!
- 適当言うな!
- のれるけど、その曲知らん!
- もっとギターっぽい曲弾けや!
- 地獄のぷよぷよ!
- ウォーキングデッド!
- つまらんのう!
- 彼女から急に敬語のLINE来た時に頭の中で流れるBGM!
- エセの香り!
で、「むりやりすべてのもじをつかえ」となります。
今回のループの最後で粗品はこれに気づき、「抜けられるかもしれん」と思います。
そしていよいよ最後のループです。
- プライドに刺さる悪口!
- 中国の食堂のまかないのタイミング!
- 菩薩の量!
- 景観を損ねるだけの看板!
- 話-1グランプリ1回戦敗退!
- ひどい衛生!
- ボケ方師匠のネタ書いてない方!
- んん〜選曲!
- 二流のレパートリー!
- 倒す順番を間違えると全員復活する敵キャラ!
- とにかく話題になろうとしている!
- えぐい治験ハイペースでしてる奴!
- 間違って人を殺してしまった時のBGM!
- くしくも気持ちいい!
- 連続してる!
となり、「プチボケは非凡にたとえまくれ」なんて粗品からのアドバイスまで混ぜる余裕が見えます。
こうして、最後の「れ」を言ったタイミングで全ての文字を埋めおえた粗品は無事ループから抜け出ることができたのでした。
感想
なんだか、不思議な気分になりますね。
ぞーっとします。少しだけ。
ところで、ちょっと聞いてみたいんですが、
記憶が曖昧なんで確認させて下さい。この記事
を前に読んだことってありますか?
ふとこれを前に書いたような気がしたので…
気のせいですかね。まあいいか。
よく物忘れするんで今回もそれですね(笑)
うろ覚えには気をつけたいと思います。
霜降り明星はしかしさすがですね〜!
露出がどんどん増えてるのも頷けます。
まとめへ
本編
こんにちは、alumiです。
粗品TVというものをTwitterのトレンドで見て、TVerで視聴したら面白かったので、感想と軽く考察を書いていきます。
ってなんか同じようなこと書いたことある気がするんだよな…
待てよ?これ、ひょっとして…?
このブログ記事、ループしてません??
あ、やっぱりそうですよね?
やられたなー、そういうことか。
えーと、ということは、このループから抜けるには、感想の頭文字で…。はいはい、なるほど、了解っと。
それじゃあ僕も指示通り、謎解きの布教をさせていただきます!
今回のループもの、メインの五十音の仕掛けの他にもいろんな小ネタが散りばめられていて面白かったですよね!
たとえば、
- はじめの方は雑につっこまれて不満顔だが、最終的にちゃんと突っ込んでもらえて嬉しそうな谷元アナ
- コロッケ屋「たなか」、鮮魚「やまね」と靴屋「アンブレラガーデン」
- 好物のいくらを無事買うことができた主婦さん
- 通りかかったやばい人のキレ回避
などなどです!
また、同じシーンに違うツッコミをすることで書くループにおける頭文字文章を変えるという、同じ状況の使い回しアイデアも見事でした!
粗品TVをとても楽しく見られたよって方、実は似たような体験ができるんです。
それが謎解き!
SCRAPという会社や今夜はナゾトレで有名な東大謎解きサークルAnotherVisionなど、いろんな団体が公演を行なっています!
是非一度足を運んでみて下さい!きっとハマると思います。
さて、こんな感じでいいかな?
それではようやくですね、まとめへ行きましょう!
まとめ
はい、どうだったでしょうか!
粗品さんの影響を受けてささやかながら自分もループものを真似させていただきました(笑)
謎解きがオススメっていうのは本当なので、是非これを機にやってみてください!URL貼っときます。
僕のオススメは「沈みゆく豪華客船からの脱出」です。
再演があればぜひやってみてください。
それでは!
【ネタバレあり】映画「Diner」の感想と考察
概要
映画「Diner」を見てきた感想を書いていきます。
この記事の対象
- 映画「Diner」を見てきた人
- 映画「Diner」未視聴でネタバレを気にしない人
本編
こんにちは、alumiです。
院試の勉強をしないといけないんだけど、少しやる気を削がれてしまってる。これは良くない。
なんて思いながら、今日も1日を終えてしまいました。
今日は映画「Diner」を友達と見に行ってきたので、その感想を書いていこうと思います。
原作・コミカライズともに読んでいませんが、映画のネタバレはガンガンしていくので、NGな方は注意してください!
映画「Diner」について
この映画を知ったのはとあるYouTuberの動画がきっかけで、それで予告を見てみて蜷川監督の映像美に惹かれて面白そうだな、と思い見にいくことにしました。
ボンベロ(藤原竜也)という元殺し屋のシェフが経営する殺し屋専門の飲食店(ハンバーガーがメイン?)「Diner」にオオバカナコ(玉城ティナ)という一般人が買われたというエピソードから話が始まります。
次第に物語はボンベロの属している組織の抗争へと発展し、そこにボンベロとカナコの二人は巻き込まれていきます。
概要はこんな感じです。
映画「Diner」のメインテーマとは
映画というものはいくら原作があろうと、一つの軸を決めて2時間の物語として筋を通す必要があります。(逆にそれができていない映画はどうしても視聴者さんにモヤモヤを残すと思っています)
そしてそれが尺の都合などで原作と異なってしまうと、実写化失敗と叩かれてしまう一つの要因となるのだろう、と考えています。
今回の映画「Diner」において、それは「カナコの孤独感」だと思いました。
カナコは冒頭のモノローグで語っているように、「自分は世界から必要とされていない」と周りを信用せず、それゆえ周りからも信用されない、そんな人生をこれまで送ってきました。
それは彼女が小さい頃両親の離婚を機に母親に見捨てられた(姉は連れていってもらったのに自分はおばあちゃんに預けられた)という過去に由来するものでした。
「誰からも必要とされていない」。そんな思いをdinerに訪れた殺し屋スキン(窪田正孝)にも語っています。
Dinerでなんとか命を繋いでいる間も、ボンベロから誰かのために料理を作ることが美味しい料理を作る秘訣であることを教わったり、「いらなくはない」といった言葉をもらったりと、テーマを示唆するようなセリフが多く出てきます。
そして、最終局面、無礼図(真矢みき)の追跡からカナコだけを逃がそうとするシーンで、「外に出ても私は誰からも必要とされていない」と抵抗する彼女にボンベロはこう言うのです。
「お前はもう必要とされている、外でもないお前自身に」
そうして彼女は無事脱出し、ボンベロが道連れにした組織の長から追跡されることもなく彼のようにまた(今度は普通のですが)Dinerを営むのでした。
これがこの映画の軸にされたテーマだと思います。これを踏まえると、全体的にうまくまとまっていました。
そもそもスキンやキッドは本来「カナコの孤独」というテーマにはあまり関わってこないキャラですが、この二人を出さずにはDinerの面白さは半減してしまいます。
ですので、どうしても一つのテーマについてだけを貫くというような脚本構成にはできなかったであろうところが個人的には少し惜しいと感じた点です。
カナコがボンベロに心を動かされ、ボンベロもまた同様に心を動かされる様子をもう少し丁寧に描いていけたら、中盤のスキン暴走後のカナコとボンベロの対峙するシーンや最後の料理を教えるシーン、そしてラストのキスシーンも良さが倍増したと思います。
しかし、実際には同時進行で組織の不穏な動きやクレイジーな殺し屋たちのエピソードも進行させなければならず、多くの風呂敷を広げることになっていたので、少なからず「あれ、いつからかなことボンベロはこんなに心を通じ合わせていたんだ?」となったお客さんもいたのではないかと推察します。
とはいえ、藤原竜也の演技がとても良いので見せどころはきちんと見せどころに仕上がっていますし、蜷川監督のエンターテイメント的な演出も良い効果を出して、盛り上がっていました。
スキンについて
改めて窪田正孝最強だな、と思った役です。
スキンという殺し屋が序盤〜中盤にかけて出てきます。
彼はボンベロと同じ組織の長の一人、マテバ(小栗旬)に使える殺し屋です。
カナコがウエイトレスになってから初来店したシーンでは、母親が作ってくれたスフレについての思いを熱くそして狂信的に語ります。そして、ボンベロが必ずそのスフレに異物を混入させて完璧なスフレを食べさせてくれないことを嘆きます。
カナコはそれを聞きかわいそうに感じ、物語の中盤で、ボンベロにスフレの調理の最終工程を任された際に異物を勝手に取り除いて出してしまいます。
しかし、完璧なスフレはスキンにとって母親を思い出させてしまうトリガーであり、(母親に虐待をされていた?)それを食べたスキンはハイな状態になって暴走してしまいます。
この世に思い残したことがなくなってしまったスキンは、カナコもろとも自爆しようとし、ボンベロは阻止するため仕方なくスキンを射殺します。
この演技が最高にはまっていました。
スキンは序盤からとても優しく穏やかそうな青年でありながら、どこかに不安定さを感じさせ、「絶対何かやばい一面がある人物だ」と思わさせられました。
実際完璧なスフレを食べて豹変したシーンはとても見ごたえのあるもので、予告にもある「生きててよかったああああああ!!!!!」は最高でした。はい。
見ている最中は、スキンはもっと腹黒いキャラだと予想してたんですけど、意外と素直なキャラでしたね。
カナコに優しくしているのも裏に「自分を信用しきっている人間を殺したい」なんてどす黒い願望が隠れているからだ、なんて邪推していたので、そこは少し拍子抜けした感じはあります。
カナコにくれたイチゴ飴も実は毒入りで、それをカナコが菊千代にあげたときは(あ、このブルドッグ死んだわ)なんて思ってましたが見事に予想を外して、(あれ〜いつ死ぬんだろう、いや死なへんのか〜い)となって恥ずかしいです。
キッドについて
本郷奏多ってこういう役多いですよね(笑)
そのせいかキッドもスキン同様めっちゃはまり役だったと思います。
キッドは、人をバラバラにする衝動を抑えられない子供の姿をしたクレイジーな殺し屋です。
暗殺対象を油断させるためにあえて子供の体へと肉体改造をしているらしく、顔つきや大きさと肉体が全くマッチしていなくてとても気持ち悪かったです(褒め言葉)
あれ、さすがに映像いじってるよね?(笑)
キッド単体はとてもよかったんですけど、やはりキッドのエピソードは映画の軸である「カナコの孤独」に直接関連がないため、どうしても「お前なんか必要とされてないんだよ!」と追い討ちをかける役回りぐらいしかできず、また、組織の内部抗争にも関わっていないため、ストーリー的には使いづらかったのではないかな、と思います。
メインテーマをぼやけさせてしまう一因にもなっていたかな、と。
それでいて最高に映像映えする個性的なキャラなんだから困りものですよね。
良かったところ、残念だったところ
これまでにも少し語ったように、主軸であるボンベロとカナコのストーリーが若干ボヤけているのは残念だったかな。
ボヤけてしまった要因には、説明したように、
- キッドやスキンについて、組織の内部抗争についてなどいろいろな話を同時並行でやっていかなければならなかったこと
- アートよりの演出だったのでカナコがどうして自分を必要とされていないと感じるようになってしまったのかが少し伝わりづらいこと
- ボンベロ側の過去や心情がほぼ明かされていないこと(これは原作もそうなのかもしれませんが)
などがあると思います。
しかしそれを含めても十分うまくまとまっていたと僕は思います。
映画化する時点でどうしても尺は変化しますからうまく物語をリサイズしないといけないわけですし。
また、映画にしたメリットというものもやはりあって、Dinerのセットがアングラ感と良い雰囲気のBar感が共存して絶妙な雰囲気だったり、アクションが見ごたえのあるものだったりと、蜷川実花監督は個人的には合っていたと思います。
原作はかなりグロいらしいですが、そこもアートとエンターテイメントに昇華させていました。(殺すシーンは画面外、血しぶきの表現はリアル路線ではなく花びらを舞わせるなど)
グロいのは少し苦手なのでそこも良かったです。
まとめ
俺はぁぁぁああああ、ここのぉぉぉおおお、王だ!(ドヤ
配役と演出がはまる人にはとてもはまると思います。
ストーリーだけでなく、エンターテイメントとして作品全体を楽しむ映画でした。
このブログは基本的にはすでに映画を見た人に向けて書いたつもりですが、もしまだの人で興味が湧いた方は是非映画館へ!
また、感想コメントなどもお待ちしております!
それでは!
AtCoder ABC133
概要
AtCoderの記録です。全部Pythonで頑張ります。
E,Fは解いてないです。
この記事の対象
本編
AtCoderとは
競技プログラミングコンテストを開催している会社です。 atcoder.jp
ABC133
現代制御の勉強中に線形代数のわかってなさが露見して焦ってますが、参加します。
A T or T
う〜〜〜ティ〜〜!!ティー!ティティー!ティッティッティティー!TT兄弟だ!!
N,A,B = map(int,input().split()) if N*A > B: print(B) else: print(N*A)
B Good Distance
見通しは良いが少し手間に感じた。
import math N,D = map(int,input().split()) l = [] for i in range(N): data = list(map(int,input().split())) l.append(data) def dist(a,b): cnt = 0 for i in range(len(a)): cnt += (a[i]-b[i])**2 return math.sqrt(cnt) ans = 0 for i in range(N): for j in range(i+1,N): if dist(l[i],l[j])%1 == 0: ans += 1 print(ans)
C Remainder Minimization 2019
いや〜。これに今回は少し手こずってしまった。大失敗。
2019=3×667だな、とか考える必要なかった。
LとRの差が2019以上ある場合は必ず2019の倍数を取れるので余りは0で、それ以外の時は全探索で行ける。
L,R = map(int,input().split()) if R-L >= 2019: ans = 0 else: ans = 4000 for i in range(L,R+1): for j in range(i+1,R+1): p = ((i%2019) * (j%2019))%2019 if p < ans: ans = p print(ans)
D Rain Flows into Dams
今回も数学の問題ですね。
山iに降る雨の量を2x_iとして、x_1~x_nまでのn元連立方程式をうまく解け、という問題です。
係数行列を行階段形に直す操作を考えていくと気づきますが、x_1に注目すると、最終的に2x_1=A_1-A_2+A_3-A_4+…+A_N(Nが奇数のため最後は+)という式が導けます。
x_1が求められると、芋づる式にx_2,x_3,…と求めていけます。
N = int(input()) A = list(map(int,input().split())) x = [0 for i in range(N)] cnt = 0 for i in range(N): if i % 2 == 0: cnt += A[i] else: cnt -= A[i] x[0] = cnt for i in range(1,N-1): x[i] = (A[i-1]-x[i-1]/2)*2 L = [str(int(i)) for i in x] print(' '.join(L))
まとめ
今回は緑コーダーデビューするぞ!と思っていましたが、ギリギリできませんでした。悲しい。
Dは数学の問題で一発で通せたのですが、Cで謎に手間取って3WAを出したのが敗因ですね。次回こそデビューします。あと院試の勉強も頑張ります。
暑い夏は、音楽を、溶けないうちに頬ばろう。
概要
好きな音楽について書いていきます。
この記事の対象
- 暇な人
本編
まだまだ雨がいっぱい降って梅雨は明けないですけど、もうそろそろ夏ですね!
夏といえば何でしょう?海?アイス?盆踊り?
いやいや、音楽でしょう!!
アイスもいいですが、音楽も早く食べないと溶けちゃうかもしれないよ!
ということで、今回も最近のお気に入りの曲を紹介していきます。
相変わらず毎日好きな曲が増え続けてるんですけど、そろそろ友達に布教しすぎても迷惑かな?って心配になってきたので、ここに思いを記しておこうと思います!
愛を伝えたいだとか coverd by DAZBEE
原曲はあいみょんで結構有名ですよね。本家は芯のある声でそれもまた素敵なんだけれども、このcoverは本当にやばかった。
繊細な感情表現と少し吐息の混じった歌い方が最高に曲に合ってます。
DAZBEEさんは確か韓国の方?だったと思いますけど、多分言われないと全く気づかないと思います。とても綺麗な発音と声。
これを機にみなさんファンになりましょう。
心に穴が空いた / ヨルシカ
ヨルシカの新曲ですね!!夏のアルバム「エルマ」に向けていよいよって感じです!
エイミーという名前が出てきました。
「君だけが僕の音楽なんだよ、エイミー」で見事に藍二乗と対比させてきたな、という感じです。でもアルバム「エルマ」には憂一乗という曲もあるようで、これまた楽しみです。
他にも「月明かり」や「これから僕だけ年老いて」とかだから僕は音楽を辞めたを買った人はぴんと来るような言葉たちが散りばめられているので、そういう意味でとても興味深い曲でもあります。
この曲を含めた「エルマ」についてはまた別の機会に考察するとして、今回はシンプルにこの曲の良さについて書いていきます。
suisさんは「だから僕は音楽を辞めた」あたりから儚さを感じさせるような声の震わせや、あえてテンポに沿わせない語りかけるような歌い方をするときがあると思うんですが、今回もそれが所々に散りばめられて好きでした。
「だから僕は音楽を辞めた」「エルマ」は思いっきりコンセプトアルバムなので、僕はこういう歌い方大歓迎です。大好物です。ありがとうございますありがとうございます。
「忘れたい脳裏を埋めきった青空に君を描き出すまで」のスピード感とかもぜひ味わってください!
グランドエスケープ / RADWIMPS feat. 三浦透子
現時点ではフルはまだ聞けないですが断言します。
この夏にカラオケで最も歌われることになる曲です。
みんな早くからチェックしておいたほうがいいよ!「えっ知らないのやば…」とか言われちゃうよ!(言われません)
冗談は置いといても、これはすごい曲ですね、RADWIMPSは本当にさすがとしか言いようがありません。
サビをあえて合唱のようにして演奏控えめコーラス多めにすることで生まれる壮大感が最高ですし、何より三浦透子さんのその名の通り透き通った声の圧倒的これだ感。映画館でこれを聞けるのならそれだけで見に行く価値があるレベルです。笑
早くフルが聴きたいですね。
まとめ
さて、みなさんは今年の夏に頬張りたい音楽ともう出会えましたか?もしまだ見つかっていなければこの記事も参考にしていただければ幸いです!
最近YouTube経由でいい曲に出会うことが多いので、わがままですが、アーティストの皆さんはどんどん曲を(1番だけでもいいので)YouTubeに載っけてほしいです。またオススメしたい曲が溜まったら記事書きます!
AtCoder ABC132
概要
AtCoderの記録です。全部Pythonで頑張ります。
E,Fは解いてないです。
この記事の対象
本編
AtCoderとは
競技プログラミングコンテストを開催している会社です。 atcoder.jp
ABC132
院試まで2ヶ月を切ってきましたが参戦です。
A Fifty-Fifty
Aにしては難しいと思いました。少し戸惑った。setで文字列の要素をuniqueにし、含まれてる文字が2種類であるかのif分岐の後、それらの数をカウントしもう一つ分岐させました。
s = input() l = [s[0],s[1],s[2],s[3]] setlist = list(set(l)) if len(setlist) == 2: if l.count(setlist[0]) == 2: print('Yes') else: print('No') else: print('No')
B Ordinary Number
逆にBは簡単です。順に見ていくだけです。
n = int(input()) p = list(map(int,input().split())) cnt = 0 for i in range(1,n-1): if (p[i] < p[i+1] and p[i] > p[i-1]) or (p[i] > p[i+1] and p[i] < p[i-1]): cnt += 1 print(cnt)
C Divide the Problems
ソートがメインの問題ですけど、.sort()メソッドを使ってズルします。
昇順ソート後の配列の真ん中の2値をp1,p2として、Kがp1<K<=p2を満たせば、条件を満たします。
つまり条件を満たすKはp2-p1個です。
N = int(input()) d = list(map(int,input().split())) d.sort() print(d[N//2]-d[N//2-1])
D Blue and Red Balls
今回のD問題は数学の問題ですね。
i回の操作が必要になるボールの配置を考えていきます。
まず、青いボールK個をi個のボール群に分けることを考えます。ただし、どのボール群にも最低1つはボールがあるものとします。
このとき同じ個数の組合せの分け方でも順番が違ければ別とみなします。例えば、5個のボールを4群に分けるときに2,1,1,1と1,2,1,1の分け方は別とみなします。
このような分け方は、並べたK個の青いボールの隙間K-1箇所にi-1個の仕切りを入れて分けると考えて、K-1 C i-1通りあります。
次にそのi個の青いボール群を赤いボールの隙間のどこかに入れることを考えます。
並べた赤のボールN-K個の間と両端の合計N-K+1箇所のうち、i箇所に先ほど作った青いボール群を入れ込むことを考えて、N-K+1 C i通りです。
これら二つの場合の数は独立しているので、掛け合わせてinf値で割ったものが答えです。
一つだけ気をつけたいのは、N-K+1<iの場合です。
この場合、分け方が存在しないため、0を出力しなければなりません。(これを見落としていてかなり時間を無駄にしました…)
N,K = map(int,input().split()) inf = 10**9+7 def fact(a,b): tmp = 1 for i in range(a,a-b,-1): tmp *= i #tmp = tmp%inf return tmp def conv(a,b): if a-b > b: p1 = fact(a,b) p2 = fact(b,b) else: p1 = fact(a,a-b) p2 = fact(a-b,a-b) return p1//p2%inf for i in range(1,K+1): if i-1 > N-K: print(0) else: print(int(conv(K-1,i-1)*conv(N-K+1,i))%inf)
ちなみに、conv()の中身で条件分岐をさせていますが、これは計算を少しでも早くしようとした工夫で、別になくても結果的に余裕で間に合いました。
まとめ
C問題までは15分以内くらいに通せて、かつD問題も解法がすぐに思い浮かんだため、これはハイスコアか!と思いましたが、見落としていたポイントがあり、WAを連発し期待ほどの順位にはなりませんでした…。(とはいえパフォーマンスは1200ちょいで一応自己ベストでした)
そろそろパフォーマンス1500とかを目指していきたいです。院試が終わったらちゃんと過去問解いてアルゴリズム勉強します。
隠し味には、感情の一振りを。
概要
好きな音楽について書くだけです。
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- 暇な人
本編
エミリーと15の約束 / majiko
最近好きな曲が色々と増えたのでいっぱい書いていきます。 YouTubeで曲のfullをMVつきで公開するのが最近流行ってますね。そのおかげでTSUTAYAにもあまり行かないし音楽雑誌を購読しているわけでもない僕にも新しい音楽と出会う機会がたくさんあって本当にありがたいです。
さて、最近出会った曲にmajikoさんの「エミリーと15の約束」という曲があります。作詞作曲カンザキイオリさん。
どういう曲かというと、エミリーにお母さんが語りかけるという形式で書かれた歌詞をmajikoさんが力強く叫んでいる歌です。
百聞は一見に如かずと言いますが、今回ばかりは一聞が何にも勝ります。まずは聞いてください。
歌詞は
よく聞きなさい。
私はこれから遠いところに旅行に行くの。
ちゃんとお土産は買って来るからね?
それまで私と約束して欲しいの、エミリー。
で始まり、15個の生きる上での教訓、母からの教えのようなものをひたすら歌っていきます。
それは「パパにおやすみを言いなさい」のようなシンプルなものから「生きたいときに生きて、死にたいときに死になさい」のような意味深で、強い言葉まで様々です。
もうお気づきでしょうが、お母さんはその言葉通りに遠いところに旅行に行くわけではないでしょう。「大人になったら私を忘れて」のような歌詞からも察せられるように彼女はもうエミリーとは(おそらく永遠に)お別れなのだと思います。
それは彼女が死んでしまったのかもしれないし、動画のコメントを漁っていたら「収監された」なんて意見もありました。MVが捕まる前の最後の電話を公衆電話からかけているようにも見えるからでしょう。
何れにせよ、これはお別れの歌なのです。僕はこの曲を聴いたとき思いっきり泣いてしまいました。初めはサジェストで発見して聴いてみただけだったんですけど、2、3回とリピートしたあたりからボロボロと泣いてしまった。
では、なんでこんなに悲しくなってしまったんでしょうか。ここで曲の歌詞とその歌詞に込められた感情について考えてみます。
歌詞には少なからず感情がこもっていると思っています。感情のない、事実だけを述べた歌はほとんどネタ曲でしょう。歌に乗せて何かを暗記したい、とか。
例えばラブソングであれば、「君がこんなところが好きだ」と一生懸命歌ってるわけです。歌詞にストレートな気持ちを乗せた曲が多いです。ある有名恋愛ソングを例に出せば「おいしいパスタ作ったお前にベタ惚れ」して「嬉しくてスキップして」「好きって言いてえ」とか何度も相手のことが好きなんだという描写があります。
これはこれでいいと思います。好きって感情が溢れてる感じがすごくするし。
では、お別れの歌はどうでしょうか。この場合込められる感情は「寂しさ」そして「悲しさ」といったものでしょう。特に「寂しさ」が中心の感情となってくるかと思います。(もちろんいろんな曲があるのであえて一般化するなら、ですが)
このとき、歌詞で「寂しいよ」「お別れしたくないよ」と何度も言うのはどうでしょう。僕は少し品がない気がします。この手の感情は繰り返し描写することでその感情自体より、未練、後悔といった後ろ向きの姿勢の方が強調されてしまう気がしませんか?
つまり、別れの曲は「寂しい」の感情を歌詞からなるべく漏らさないようにするのが大事だと思うのです。涙のしょっぱさは隠し味程度でいいのです。
もう一度「エミリーと15の約束」の歌詞を見てみます。
最後の部分の歌詞
エミリー。
エミリー。会いたい。会いたいよ。
愛してる。愛してる。
愛してる。
にこの曲の全ての感情が込められているように思います。それまでは一切ありません。ただエミリーにひたすら教えを説いているだけです。
最後の最後に何度も繰り返し同じ感情が歌われているのです。隠しきれず、抑えきれず漏れ出た感情なのだということを自然と聴き手側に訴えかけてきます。
だからこの曲はひたすら悲しいのです。相手を心配させまいと本当はつらいのに笑おうとする誰かを見ているときに似た感情を感じます。
あくまで僕個人の意見ではありますが、これも踏まえて最後の部分を是非聴いて欲しいです。きっと良さが増して聞こえます。
雲と幽霊 / ヨルシカ
さて、お別れの曲についてここまで書いてきました。
お別れの曲といえば、もう一つ思いつくのがヨルシカだと思います(諸説あります)。昔ちょろっと書いたと思いますが、ヨルシカの曲には「別れの寂しさ」の感情が込められがちだと思っています。
今回の話に関連する曲として一つ、今回は「雲と幽霊」について書いていきたいと思います。
何はともあれまずは聴いて欲しいです。
MVがとても綺麗な曲です(余談ですが、DAMでこの曲を歌うと本家MVが見られます。これは歌うしかない)。
聴いてもらえれば大体わかったかなと思いますが、幽霊になった僕が「君」に会うストーリー性を持った曲です。
これも歌詞を見ていくと途中までは「雲が遠いねえ」とか「夜の雲ってなんであんな高いんだろうねえ」といったなんともお気楽な感じの感情が目立ちます。死んでしまっているのに悲壮感とか全然ないですよね。
でもラスサビの最後に「だからさ、だからさ、君もさ、もういいんだよ」ときます。これがこの曲の主題とも呼べる感情だと思います。
僕を失ってきっと悲しんでいるかもしれない「君」にお別れを言いにきた曲なんです。悲しんでいる「君」の隣で、「君」には見えてないし聞こえていないんだけども、ひたすら「空が高いねえ」とかあえて呑気な言葉で呟きながら最後にポツリと、「君」を気遣いながら「もういいんだよ」と伝える曲なのかな、と僕は思いました (MVとは少しずれますが)。
きっといろんな想いの詰まった「もういいんだよ」なんです。そう考えるとこの曲もまた違った味わいが生まれませんか?
まとめ
今回はこの2曲をピックアップしました。ストレートに感情を伝える曲も僕は好きです。励ます曲とかラブソングとか失恋ソングとか、回りくどく感情を伝えるのは効果的ではありません。こういった曲は伝えたい思いを聴き手に伝えてなんぼの曲です。
しかし、寂しさを伝える曲、しかもこの2曲のように架空世界を想定する曲は、製作者が架空世界に込めた感情は隠してなんぼだと思っています。
感情の伝わる仕組みは普通「製作者→聴き手」のように直接的ですが、今回紹介したような曲は視聴者はあくまで傍観者に徹します。制作サイドが思いを込めて作り上げた架空世界を傍観するのです。そして、傍観の立場からその感情を感じ取れたときに曲の良さが伝わるのだと思います。
この記事を読んで僕と同じようにこれらの曲を好きになってくれる人が一人でもいたら嬉しいです。
また時間のあるときに好きな曲を紹介する記事を書いていこうと思います。それでは!